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Parallels Desktop 19 for Mac リリース!新機能紹介

Parallels Desktop 19 for Mac

お待たせいたしました。お待たせしすぎたかもしれません。Macで動く仮想化ソフトの王様Parallelsの新バージョン、Parallels Desktop 19 for Macがリリースされました。わーい。

というわけで、新機能を紹介していきますね。

目次

Parallels Desktop 19の新機能

macOS Sonomaに最適化

今秋にリリースされる予定のmacOS Sonomaに最適化されています。なので、今のうちにParallels Desktop 19を購入またはアップグレードしておけば、macOSをSonomaにアップグレードしたときにSonomaま使えます。←おもしろい。

Parallels 18以下はmacOS Sonomaに最適化されていません。とはいえ、まったく動かなくなるわけではありません。Sonomaにアップグレードしてみて、動くならばそのまま使ってもいいし、不具合があればそのときにParallelsのアップグレードを検討すればいいと思います。

アプリアイコンとユーザインターフェースの刷新

アプリアイコンが新しくなりました。すごくダサいアイコンからちょっとダサいアイコンへ進化しています。

Parallels Desktop 18と19のアイコン

アイコンの中のMacがiMacからMacBookに変わりました。ParallelsユーザはMacBook使いが多いんだそうです。へー。私はMac miniに入れてるんだけど、Mac miniがアイコンになることはなさそうです。

Touch IDでWindowsにサインイン

MacのTouch IDを使ってWindowsにサインインできるようになりました。もうパスワードとかPINとか入力しなくていいんです。

一見地味な機能だけど、一度使い始めたら戻れなくなるやつですよ。危険です。麻薬です。

WindowsでOpenGL 4.1をサポート

Windowsでバージョン4.1までのOpenGLがサポートされ、ArcGIS CityEngine 2023, Vectorworks Vision 2023, VariCAD, Deswik.CADなどのCADソフトが実行できるようになりました。

お仕事向けの機能向上ですね。趣味はCADですなんて人もいるのかな。

WindowsからIPPを介した共有印刷

Windowsから印刷をするときにIPP(Internet Printing Protocol)が使用されるようになりました。

これは、macOS SonomaがPostScript ファイルを変換するソフトウェアモジュールを削除したために、これまでの共有印刷機能が使えなくなったので再設計したということらしいです。

私はペーパーレス化推進のために、数年前に壊れたプリンタを絶賛放置中です。

最新のLinuxディストリビューションのサポート

以下のLinuxディストリビューションを簡単にインストールすることができます。

  • Ubuntu 22.04.2
  • Fedora 38
  • Debian 12
  • CentOS 9

また、AppleシリコンMacにArm版のCentOS Stream 9をインストールして実行できるようになりました。

もちろん、上記以外のディストリビューションもインストールディスクを用意すればだいたいインストールできます。

macOS仮想マシンでトラックパッドのサポート

AppleシリコンMacでは、macOS仮想マシンでトラックパッドをサポートし、マルチタッチジェスチャが使えます。

これ、Windows仮想マシンでもできるようになったら嬉しいのですが!(要望)

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Standard/永久ライセンス14,000円
Standard/サブスク11,500円/年
Standard/学割5,750円/年
Pro/サブスク12,900円/年
Pro/学割6,450円/年

Parallels Desktop 19のシステム要件

最小構成ベストパフォーマンス
プロセッサAppleシリコンチップ
Intel Core i5, Core i7, Core i9
Intel Core M, Xeon プロセッサ
Apple M2, M2 Pro, M2 Max, M2 Ultra, M1 Pro, M1 Max, M1 Ultra
Intel Core i5, Core i7, Core i9
Xeon プロセッサ
メモリ4GBのRAM16GB以上のRAM
ストレージ600MB (Parallelsアプリ用)
+ ゲストOS用
600MB (Parallelsアプリ用)
+ ゲストOS用
グラフィックApple シリコンチップ
Intel, AMD Radeon, NVIDIA グラフィック カード
Apple シリコンチップ
AMD Radeon Pro グラフィック カード
OSmacOS Sonoma 14.0 〜
macOS Ventura 13.2 〜
macOS Monterey 12.6 〜
macOS Sonoma 14.0 〜
macOS Ventura 13.2 〜
macOS Monterey 12.6 〜

注目すべきは対応OSです。macOS Big Sur以下はバッサリと切り捨てられました。Big Sur以下でインストーラを実行するとParallels Desktop 18がインストールされます。

無償アップグレードプログラム

永久ライセンス版のParallels Desktop 18を購入してしまった場合、以下の条件を満たせば無償で19にアップグレードすることができます。

  • 2023年8月14日から2023年9月30日の期間内にParallels Desktop 18 for Macを購入し、製品を登録をした
  • 正規販売店から購入した

8月14日〜9月30日の購入・登録が条件とありますが、実際には購入日が8月14日より前でも、ライセンス登録が8月14日以降ならば大丈夫です。

>> Parallels Desktop for Mac テックギャランティー 2023(無償アップグレードプログラム)

Parallels Desktop 19の価格

Parallels Desktop 19の価格は下記のとおりです。

エディション購入形態価格
Standard永久ライセンス14,000円
サブスクリプション11,500円/年
サブスクリプション 学割5,750円/年
永久ライセンス アップグレード7,500円
Proサブスクリプション12,900円/年
サブスクリプション 学割6,450円/年
サブスクリプション アップグレード7,500円/年
Businessサブスクリプション16,100円/年
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Standard/サブスク11,500円/年
Standard/学割5,750円/年
Pro/サブスク12,900円/年
Pro/学割6,450円/年

次回予告

さいごに、予告です。

来年リリースされるであろうParallels Desktop 20 for Macの新機能はM3チップへの完全対応です。たぶん。

でわでわ

Parallels Desktop 19 for Mac

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