【MacでWindows】仮想化ソフト UTM / VMware / Parallels の比較

仮想化ソフトの比較

MacでWindowsを使いたいとか、Linuxを使いたいとか、いにしえのmacOSを動かしたいとか、ワガママばかり言っているのはどこのどいつでしょうか。

というわけで、Appaleシリコン(M1, M2) Macで動作する仮想化ソフトの中で今注目すべき3つのソフトウェア UTMVMwareParallels を比較していきたいと思います。

目次

Macで使える仮想化ソフト一覧

ソフトウェア名UTMVMware Fusion PlayerParallels Desktop
バージョン3.2.4Public Tech Preview
22H2
18 Standard
価格無料個人利用は無償
商用利用は17,985円〜
有料
10,400円〜
Intelチップ対応対応対応対応
Appleシリコン対応対応対応対応
インストールできる台数無制限無制限1台
リソース割り当て無制限メモリ 128GB/vCPU 32個メモリ 8GB/vCPU 4個
Windowsインストールの手軽さ面倒まあまあ簡単
Windowsの動作の軽快さ軽い軽い軽い
ホストOSとゲストOSの連携クリップボード共有、共有フォルダなしクリップボード共有、共有フォルダ、ファイルのドラッグ&ドロップ、Coherenceモード
公式サイトUTMVMware Fusion Player

動作の軽快さの比較

ソフトウェア名UTMVMware Fusion PlayerParallels Desktop
Windowsの起動時間16秒13秒6秒
Cinebench (Multi Core) スコア1826 pts1779 pts1765 pts
Cinebench (Single Core) スコア527 pts543 pts530 pts
DQX ベンチマーク測定不能測定不能とても快適 (スコア 8157)

Windowsの起動時間はParallelsに軍配が上がりました。でもまぁ、十数秒で起動するならばみんな及第点ですよね。

ベンチマークソフト Cinebench のスコアは3つともほぼ同じでした。誤差の範囲ですね。

ドラゴンクエストXのベンチマークソフトが動作したのは Parallels だけでした。ベンチマークソフトが動作しないのはグラフィック性能が基準を満たしていないせいかもしれません。

ベンチマークの数字というのは実際の細かな使い勝手をあらわせないので、私がこの3つを使ってみて感じた「軽快さ」を発表します。私の感覚を信じるかどうかはあなた次第です。

Parallels = VMware > UTM

マウスカーソルの動きやウインドウの開閉はParallelsとVMwareは滑らか、UTMはほんの少しカクカクする感じです。でも3つとも実用上は問題ないレベルです。

今回紹介しない仮想化技術

Boot Camp

Intel Macで利用可能。AppleシリコンMacでは利用できないため、今後は消えてゆくのでしょう。

VirtualBox

Intel Macで利用可能。AppleシリコンMacに対応する予定はないようです。

CrossOver Mac / Wine

Windows OS 不要でMac上でWindowsアプリを動かすことができます。仮想化ソフトに比べて動作するアプリが少ない、安定性が劣る。Windows OS のライセンスが不要なのはメリット。

UTM

お金は払いません(断言)というあなたにオススメします。

オープンソースで開発されている仮想化ソフトです。機能・性能はそれなりです。他の2つにない利点は、ホストと異なるアーキテクチャの仮想マシンをエミュレーションすることができるところです。例えば M1 Mac に Intel版Windows をインストールすることもできます。その場合動作は遅いです。でも、そういう用途ならば UTM 一択です。

VMware Fusion Player

Tech Preview版(開発者向け)のため、今のところオススメできません。が、正式版がリリースされれば、UTMに取って代わる可能性大です。

VMwareはITの仮想化市場で世界一のシェアを誇る製品です。が、Macのデスクトップ向け製品では Parallels に遅れを取っている感じです。ホストOSとゲストOSの連携機能は正式版までには実装されると思いますが、それでも Parallels に追いつくのは難しいのではないでしょうか。

個人利用無償が Parallels に勝るアドバンテージです。今後も個人利用無償が継続されることを祈りましょう。

VMwareはBroadcomに買収されたためサブスク化が進むのではという噂があります。怖いよ〜。

Parallels Desktop

カネならいくらでも払うぜ(札束ペンペン)というあなたにオススメします。

有料であるということを除けば、すべてにおいて最も優れているのではないでしょうか。リソースの割り当てもStandardエディションでは「メモリ 8GB/vCPU 4個」ですが、Pro/Business では「メモリ 128GB/vCPU 32個」ですからね。

なんといっても特筆すべきは、Windows のインストールの簡単さです。ワンクリックでダウンロードからインストールまで完了してしまいます。これって合法的なやり方なの?と心配になるほどです。

そして、Coherenceモード。Macのデスクトップ上にWindowsアプリのウインドウが開きます。きゃー、気持ち悪い。14日間無料でお試しできるので遊んでみてください。

でわでわ

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